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2013/11/04

リクナビ2015のオープンESで学歴フィルターはますます加速する。

リクナビ2015にオープンエントリーシート(リクナビ動画案内)が導入される。2013年11月5日から登録開始との事。
学生がエントリーシートに懸かる負担を減らすということが名目らしい。しかし、企業からの広告費で成立しているリクナビは学生にメリットがあるだけではまず踏み切らない。同時に企業側と同業他社との差別化のメリットが享受されない限り導入しない。

確かにオープンエントリーシートは一つのエントリーシートで沢山の企業に提出できるため、
エントリー先の志望動機を書く必要がなくなるため、学生にとってのメリットは多大にあり、本質に近づくのだが、企業にとってのメリットは果たしてどういうことなのだろうか?

単純に考えれば、大企業にとっては
より一層楽に学歴フィルターをかけやすくなるということでもある。要は、2段階エントリーシート型を導入してしまえば、オープンエントリーシートで、まずは採用ターゲット大学以外の学生はすべて自動的に不合格にする。
その後、合格になった採用ターゲット大学の学生のみ自社のエントリーシートを提出させるという2段階化が可能になる。この構造であれば何万通も届いていたエントリーシートを、
最初に自社の適性数にまで自社エントリーシート提出数まで調整する事が可能になる。そもそもどれだけ来るかわからないエントリーシートの処理に掛かっていた手間を効率的に一気に削減できる事になる。最初から不合格になる学生のエントリーシートの処理に困る事もない。

例えば郵便等でエントリーシートを受け付けていたら、開封するだけでも手間がかかり、どの大学の学生なのかを大学ごとに分類していく作業も当然必要になる。不合格者のエントリーシートの処理すらコストがかかる世の中である。
mailやマイページを通じてエントリーシートを受け付けていたとしても、間違いのないように大学別に提出者を抜き出して開封して印刷して読まなければならないのでこれにかかる作業は時間と人件費コストが掛かってしまう。
初期段階で、オープンエントリーシートを利用してリクナビ上で大学別にまとめて一括で合否を通知できるというメリットが発生する。
このように考えればオープンエントリーシート→自社エントリーシートの2段階化が起こる可能性が高い。
オープンエントリーシートで書類選考しますと言えばすべてがまかり通る。

しかし、現実面を考えれば採用ターゲット以外の大学の学生が、読まれもしないエントリーシートを時間と手間をかけて書くくらいなら、
オープンエントリーシートで最初から早い時期に不合格にしてくれた方が、手間ひまがかからないというメリットも、採用ターゲット以外の大学の学生にとっても非常に大きい。
いずれにしても読む事すらままならないエントリーシート数を抱えて、結果的に学歴フィルターを懸けざるを得ない大企業は是非この2段階エントリーシートの仕組みを活用していただく方が学生にとっても無駄な時間を使うことがなくなり望ましいことなのかもしれません。

問題になるのは、大企業以外のエントリーシートを導入していない企業が、オープンエントリーシートを利用して合否を出し始めるようなことをするとやっかいである。中堅中小企業でオープンエントリーシートで合否を出して、会社説明会をオープンエントリーシート合格者のみで行える企業は全体から見れば少ないのが現状ではある。
しかし、
ここで問題になるのは、学生が就職を志望するような企業においては、かなりの数の企業が、最初にオープンエントリーシートで合否を出して合格者だけを会社説明会に呼び込める動員力を持っているためオープンエントリーシートを活用してくる企業が多くなる可能性がある。手間ひまやコストがかかるという理由からエントリーシートを導入しなかった企業が、オープンエントリーシートを導入することで、余計な手間やコストをかける必要がなく、どの大学の学生のどの学生を呼ぶのか呼ばないのかを判断する上で、対外的ないい訳材料(オープンエントリーシートで書類選考をしています)が完全に揃ったとも言えるのではないのだろうか。

これによりweb適性検査すらやめてしまう企業が出てくるかもしれません。要はオープンエントリーシートで言い訳材料探しをする必要がなくなる訳です。

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